2009年3月8日日曜日

Greening

ニコニカおかえりなさい。沖縄レポートありがとう。^^

昨年の開催から始まったライヴ・アースまつやま
私たちはイベントの開催だけではなく、毎週のミーティングの1部では勉強会をしています。
昨年もたくさんの講師の方々に参加していただきました。
その中で、大学の農学部の先生に植樹についてのお話をしていただく事になりました。

「緑を増やそう」「緑化活動」よく耳にしますよね。
私たちが知らなかった事。
それは日本の3分の2は森林だということ。それはみんなが歩いて3歩に2歩は森林であり日本はとても
資源が豊富な国なんです。

杉の木を植えすぎたこと。
これによって、山は枯れていっているので木の間伐が大事。

放置竹林がたくさんあることによって山は枯れていること。
竹は切っても切っても毎年どんどん生えてきます。竹は切って使ってあげた方がいいんだそうです。昔は竹の家具などたくさんの竹製品がありました。それは山を手入れし保つためにとってもいい事だったようです。
たくさん勉強になりました。

それでは何処に植樹をするのですか?どうして植樹するのですか?
とっても疑問ですよね。
山はすでに枯れていっています。
みなさんが目にしている光景は「はげ山」に植樹していますよね。 「はげ山」 は雨が降ると地盤がゆるみやすくなり、山が崩れやすくなることはとても危険な状態です。
山が崩れ落ちるということは、水も流れていってしまいます。
それによって、山は大切な資源の水を蓄えにくくなってしまします。
これも山が枯れる原因のひとつだと思われます。山に水が減ると私たちも困りますね。

植えすぎた杉、放置竹林で竹が山の栄養を取りすぎています。
温暖化の影響もあり、今までその土地で育ってきた木だけではなく動植物が育ちにくくなっているそうです。
いろいろな形で生態系が崩れていっています。木を間伐し木々に栄養がいきわたるようにして、風通しをよくし、枯れてしまった山を修復していく。これが大事なことだそうです。
枯れてしまった山を手入れし(地ごしらえ)そこにもともとあった生態で植樹をする。
広葉樹の木が育ってくれば水が蓄えられて、そこからちいさな小川ができることもあるということも知恵として覚えておいておきたいですね。

もっともっとDelicious Air を。
ライヴ・アースまつやま実行委員会
(高岡)

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