2009年3月16日月曜日

植樹祭その1

3月15日日曜日えひめ千年の森をつくる会の植樹祭へ、
実行委員会とニコニカを連れて参加しました。

朝8時30分集合、9時には皆で山へ向かいました。
いろいろな団体の皆さんが参加されていて、こどもからおじいちゃんまで幅広い年齢層で驚きました。
ライヴ・アースまつやまとしてのご挨拶もさせていただき、参加者ひとりひとり自己紹介をしました。
上着を脱いでやるぞっ!って意気込んでいたんですが挨拶がぐるりと回っている間に体は冷え冷え。
山はやっぱり寒いです。


ヘルメット着用、鎌などを担ぎ、長靴、皮手袋で準備ができました。



少し歩き山へ入って、ここではまず間伐の講習です。


この場所は、既に間伐されて手入れがしっかりされています。
綺麗な山でした。

光が差し込み風が通り、木々がしっかりと光合成ができます。
こういう山がCO2を吸い取ってくれるんです。

間伐に入るには第1が安全!
周りを確認します。木が倒れる位置、非難する位置確保。
周囲に笛で知らせます。

木にロープをくくり付けているのは、木を倒す方向を決めることと他の木にくくり滑車も取り付けます。
これで力は倍増。
ロープの先で人力です。
最後はやっぱり人の力が大切なのです。

チェーンソーを使用していますが、最後は手ノコでした。
チェーンソーのまま切り落としてしまうと、倒れるときに勢いがありすぎ危険なのだそうです。

そうです。
安全第1なのです。
人にも山にもね。



こんなに綺麗な切り口でした。

切っている途中も見せていただきながらの説明でしたが、なんと年輪でどちらに傾いて倒れやすいかということまでも分かるそうです。
こんなに説明を聞くと、ボランティアの素人にはなかなか間伐は難しいでしょうね。
怪我をする危険もあるし、しっかり切り落としておげないと山は困ってしまいます。

こんなに丁寧な講習会、どうしてなのか聞いてみると大切なお話がありました。
それは、
山にとって大切な間伐作業なのですが、ボランティアの団体で素人の方々だけの間伐が増えているようです。
それはとっても危険で、それに正しく手入れをしないと、山は助かりません。
せっかく良いことをしているのに怪我をしては何もなりません。
専門家の仕事でも相手は自然だということです。悪魔でも予測での作業なのだと思います。
素人では考えられませんよね。
間伐は専門家の方と一緒に行いましょうね!



この写真は植樹、木の植え方を教わりました。
明日のブログでは植樹の模様をお伝えします。
お楽しみに。
(高岡)

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