2011年6月18日土曜日

宮城県へ物資届けました。

皆さまからお預かりしました物資(うちわ・蚊取り線香)を宮城県に届けました。
ご報告させていただきます。

メンバー 実行委員会
  代表    高岡
  事務局長 大久保

6月14日9時出発
代表の高岡、事務局長である大久保さんの2名で事務局で荷物を積み込み出発しました。
車は大久保さん(モア・ミュージック社長)のモアミュー号キャラバンです。
交代しながらの運転、瀬戸大橋~山陰道~北陸道~新潟県まで進み、そのまま深夜に宮城県入りすることはできたのですが、現地で万全の行動ができるようにと新潟止まり選択し、1泊させていただきました。


6月15日6時起床
朝食を取りながら、宮城県入りのルート確認。
新潟県~福島県を通過し宮城県へ向かいます。
この日も晴れ。交代しながら宮城県を目指しました。
福島県入りする前に対向車をみるとほとんどの方がマスクをしていることが車内より確認でき、2人もマスクを着用しエアコンも切りました。緊急車両とすれ違いながら汗をかきながら緊張する車内でした。
宮城県に入り東北道国見SAで休憩。災害速報では4号機から煙が知らされ少しびっくりしました。
この時の風は東向き。やっと通り過ぎた僕達は風下。2人で苦笑いをしながらトイレのみの休憩で車に戻り、高速降り口の築館インターへ向けて出発しました。

築館インターを降り、宮城県栗原市へ到着。
ここは、ライヴ・アースまつやまが、新興工機さん(愛媛県松前)と一緒に支援活動させていただいてました、支援先の活動団体である「栗駒木材」さんがあります。連絡を取らせていただいていた大場さんの案内で、物資保管場所「日本の森バイオマスネットワーク」を目指す。

日本の森バイオマスネットワーク
4160本のうちわをお渡ししました。
写真は事務局長の唐澤さんです。
うちわは被災地の夏の花火大会でも浴衣とセットで配られるようです。

続いては、蚊取り線香を届けにお隣、登米市へ向かいました。
こちらは、日本の森バイオマスネットワークが現地(栗原市、登米市などから北内陸地区支援)被災者の皆さんが欲しいものを直接取りに来れる事もできるということです。

「RQ市民災害支援センター現地本部」 旧鱒渕小学校体育館
約1000巻きの蚊取り線香をお渡ししました。
写真は活動メンバーの川崎さんです。
物資を届け終わり、栗駒木材大場さんにお願いして、栗駒木材さん一室を寝床に提供していただきました。栗駒木材さんへ向かい、菅原社長さんにご挨拶し自分達の荷物を運びました。
栗原市は大きな余震のあった震源地、いろいろ不安で寝床を探していたのでとても助かりました。
ありがとうございました。
栗駒木材さんは見渡す限りの敷地にたくさんの木材。宮城県とお隣秋田県の木材のみの国産木材での運営。防腐剤など農薬を使わない健康的な木材ばかり、ペレット燃料を作る現場も見せていただきました。すごい素敵な取り組みです。ライヴ・アースまつやまで毎年トークゲストの田中優さんが共同理事を勤める「天然住宅」さんも栗駒さんの木材を使用しています。
国産の木でしかも安全、昔ながらの日本建築技術も持ち寄り50年以上長持ちの家を作る。
日本の誇りを感じました。
ミーティングにも参加させていただきました。


大場さんは「日本の森バイオマスネットワーク」の副理事も勤めてます。
「日本の森バイオマスネットワーク」はペレット燃料を普及させるなどのバイオ燃料を広めています。一般からの物資も受付、数十人数百人単位の避難地を支援。
行政が把握できないというか、管理しきれない状況が本当にあるということも改めて実感できました。
物資を集め支援している他、避難地へはペレットストーブ&ペレット燃料も寄付。避難地域のお風呂もペレット燃料でできるボイラーも入れているという事でした。
たくさんの問題もあり、大変さも聞きました。復興へ向けての町造り。
応援していきたいと思います。
皆さまからお預かりしておりました、ライヴ・アースまつやま義援金の34,547円を寄付させていただきました。

ライヴ・アースまつやま義援金募金報告
「日本の森バイオマスネットワーク」
34,547円
松山ユースホステルボランティアチーム宮城県気仙沼支援
34,434円
http://liveearthmatsuyama.blogspot.com/2011/04/blog-post.html

「日本の森バイオマスネットワーク」の皆さんより、津波被害のあった地域を是非、見て帰っていただきたい「それが本望です」とも言っていただき、(お手伝いもできないのになかなか現地は訪れにくいと思っておりましたが)訪問させていただきました。
言葉にできませんでした。テレビでは分からなかったです。あの広大な土地の被害。
見渡す限りが戦時中なのかと思ってしまうくらいです。
逃げようのない、予測不可能の現場でした。
自分達の目で確認できよかったです。四国から応援でき事をもっと考えていきたいと思いました。
支援、復興、様々な視点と動きがあるようです。問題もあるようですが1つずつ乗り越えられている姿に、少しでも多くの皆さんとお手伝いができればと考えております。


6月16日
大場さんから気仙沼へのルート説明と確認出発しました。
再び築館インターで高速に乗り、岩手県一関を経由し気仙沼へ入りました。

気仙沼港周辺





気仙沼海岸通り



気仙沼地区河川



石巻市


女川(女川町立病院より)


被災地区は写真では伝えきれません。
是非、足をお運び思いを伝えてきてください。
みんなで応援しましょう。

津波地区を訪問させていただき仙台市へ移動。
そのまま高速で山形へいきました。
復興作業などで寝床を確保できなかったので、次の日の帰りを考慮し山形へ行きました。

6月17日
山形から新潟へ。高速でまたまた日本海側で愛媛への帰路。
たくさんの経験ができました。
ありがとうございました。


6月18日夜中事務局到着

ライヴ・アースまつやま2011

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